[2歳1ヵ月頃] 食べることに興味を持ちはじめる
食への興味がでてきたのか、食べなくて困ることは少なくなってきた。自分で食べたがるのでやたらと時間がかかり、1時間超はザラ。モノを良く覚えていて、花や犬をはじめ、覚えたモノを体で表現するようになる。気に入らないことは頑としてしない。少しこだわりが出てきた気がする。
[2歳2ヵ月頃] ついに、わがままを言ってくれるように
わがままを言うようになってきた。主張を曲げないので手こずるが、子どもらしくなってきたとの思いもある。暑くて寝苦しいからか、夜中に何度も起きて呼び続けるようになる。夜泣きの苦労はなかったけれど、早起きというカタチで洗礼を受ける。この頃のお気に入りの遊びは『描く』こと。夢中になって、砂鉄のお絵かきボードで描いては消しを繰り返す。ただただ繰り返す姿は見ていてあまり気持ちいいものではなく、放っておくと一日中でも続けそうな雰囲気なので、ときどき見えないところに片づけて違う遊びをさせるようにしている。
■この頃の出来事
成長ホルモン治療の話が出て、検査や書類等の準備を進める。
[2歳3ヵ月頃] コミュニケーションが成立。つかまり立ちも上手に
何を言っているのかはよく分からないけれど、よくしゃべるようになってきた。逆に、こちらからの言葉はよく理解していて、驚かされることもしばしば。コミュニケーションもちゃんととれる。つかまり立ちもさまになってきた。歩ける気配はないけれど、ソファに自力でのぼったり、寝そべる大人の体に上ってきたりと、今までにない動きもみられる。ご飯にも敏感に反応。食事の用意ができるとそわそわする。それでも、食べる前にはおもちゃを片づけ、手を洗う。食べたいけれどもやることはやる、これがhiroらしいところ。
[2歳4ヵ月頃] 念願の「パパ」! 成長ホルモン治療もスタート
いよいよ成長ホルモン治療をはじめる。最初は戸惑っていた私たちも、注射を察すると自ら腹這いになるhiroの姿に励まされ、少しずつ慣れてくる。おしゃべりもさらに活発になり、はじめて「パパ」と呼んでくれて感激する。相変わらず食事の遅さ、食欲のムラに悩まされる。歩けそうな気配は、まだない。
■この頃の出来事
成長ホルモン治療をはじめました。
[2歳5ヵ月頃] しつこいくらいよくしゃべる
聞いて分かる言葉の数は増えていないけれど、よくおしゃべりをするようになってきた。テレビや絵本を見ながら、何かを伝えたいようで、指をさしてアピールしてくる。お絵かきが上手になり、輪郭にお目々と口、髪の毛が付いた顔らしき絵を描く。成長ホルモンの効果はまだ見えてこず、いまだに歩く気配はない。
[2歳6ヵ月頃] 成長ホルモンの効果?
相変わらずよくしゃべり、以前よりも声が大きくなった。身長が若干伸びたよう。数字的にはわずかでも、長い期間まったく伸びていなかったのだから、少しずつ治療の効果が目に見えてきたと思われる。 スプーンやフォークの使い方が少しずつ上手になってきているので、自分でご飯を食べる割合を増やす。食事中に眠たくなったり、一口ごとに良く噛むのは今でも同じだが、少し食べるのが早くなった。これも成長ホルモンの効果だと思う。