障害をもつ人もその家族も、自分らしく生きることができる。

我が家にとってはじめての子、hiroに障害があると分かってから、必死になって情報を集めました。

我が子に何が起こっているのか? どんな障害なのか? これからどうなる? 障害って治るの?
ピエールロバン?症候群?プラダーウィリー…………?????

オレの人生、終わっちゃったかな? なんて心の中で呟いたり。

確信的なことは何も得られず、誰にも相談できず、心配で不安で悲しくて。でもそんな気持ちを家族や周りの人に見せることもできず、独りでひそかに混乱しながら、夜な夜なインターネットに救いを求めました。

日記を書くような柄じゃない私がブログをはじめたのも、誰でもいいから気持ちを聞いてもらいたかったからかもしれません。

初めてブログに書いたこと「48日目にやってきた。」→

いろいろな思いを心に秘めながら、夫婦とhiroの新しい暮らしがはじまりました。

どのように過ごしていたか思い出せないような、苦しくどんよりとしていた時期もありましたが、いつしか、喜びも悲しみも、希望も不安も、笑顔も涙も、全部含めて「育児を楽しもう」と心に決めることができました。

そして、いまではそれが当たり前の生活になりました。

障害とともに生きること。

それは大変なことはあるかもしれないけれど、特別なことではなく、ただひたすら我が家らしく暮らすことなんだと思っています。


誕生から障害がわかるまで